EDの症状について

EDと判断できる症状の基準

EDとは勃起不全、すなわち男性の性器が固くならない、元気にならないなどの症状が現れるれっきとした病気です。ところが、このED、どこからがEDでどこまでがEDでないのか、その境界線が曖昧な病気だったりします。
ごく普通に社会生活を送っている男性でも、時折、自分の性器が元気にならない状態もあります。たとえば、仕事が混んでいて疲れていたり、何となく気乗りしないままにパートナーとの性行為に及ぶなど、なかなか性的興奮を得られずに、勃起しなかったり、性行為の途中で性器が萎えてしまったり…。そんな状況は往々にしてあるかと思います。そんなことが一、二回起こったところで、すぐにEDでは?と判断するのは早計です。
性器の状態と精神状態は密接な関係にあります。バイオリズムとともに、性器の状況も日々刻々と変わっていきます。しかし、そんな状態が何度も続いて、長期にわたったとしたらEDの疑いがあると考えて差し支えないでしょう。まずは近所のクリニックなどで相談してみてください。
確かに、自分の下半身事情を病院で相談するのは恥ずかしいと思うかもしれません。しかし、放っておいたら、いつまでたっても改善されず、大切なパートナーとの性行為を楽しむことができなくなってしまいます。

EDと診断する指標

実は、クリニックにはEDと判断すべき指標が用意されています。たとえば、挿入するには十分の固さがあるが完全でない状態から、挿入できない、大きくなるが固くならない、大きくならないなど段階があり、どんどん状態が悪化する可能性があります。まずは、この指標を元に自己判断し、EDの可能性が考えられるのであれば、クリニックで検査をしてみてください。
診断は、これまでの症状や病歴、薬のアレルギーの有無などが調べられます。専門のクリニックであれば睡眠時の勃起の状態を測定したり、エコーによって性器にどのくらいの血流があるのか測定するケースもあります。他にもEDの疑いがある症状があります。女性器を相手にすると勃起できないが自慰ならば勃起する場合、これは心因的なEDと診断されるかもしれません。あるいはあまりにも自慰の回数が多いと、性器が刺激を受けづらい状態になり、性行為の時に勃起しない場合もあります。
また、加齢を原因とするEDの場合、パートナーに対して性的興奮を覚えることができなくなったり、あるいは性行為の途中で中折れしてしまったり、以前よりも勃起が持続できる時間が短くなったり、そんな場合もEDの疑いがあると考えられます。

EDの症状を正しく伝える

確かに、勃起しない、勃起が続かないなど症状は共通ですが、その原因は様々です。40~50代の男性は、いわゆる男性の更年期を迎えることとなり、男性ホルモン値が低下し、男性機能的も精神的にも、勃起を維持することが難しくなります。
勃起というのは、性的興奮を覚えて、その信号が神経を伝わって性器に到達。性器の血管が拡張されて血液が流れ込み、その周辺の海綿体に血液が充満して性器が膨らむというメカニズムを有しています。それらに関わる器官がなんらかの障害を受けている場合にEDが起こります。ですから、まったく勃起しないとか、あきらかに病的な場合には、性器というよりはむしろ、循環器や神経系に障害があることが考えられます。
こういったケースにおいては、さらに深刻な状況なので、総合病院で診断を受けた方が良いかもしれません。どのような病気でもそうですが、病状が進行する前に治療にはいるのが完治への近道になります。自己判断せず、原因を特定して対処するべきなので、どのような症状に悩まされているのか正確に伝える必要があります。恥ずかしいかもしれませんが、しっかり医師に症状を伝えて相談してください。